berlino 2...
反射・・・
イタリア語では”Riflessione"という。光の反射や鏡を想像するかもしれない。
また、イタリア語の反射の動詞は”振り返る”という意味もある。
鏡で自分の顔を見て、目を覗きこむ。自分であるのはわかっていても、何か一言言いたくなってくる。反射した自分を見て、過去を振り返り・・・「ああすればよかったな・・・」「なんであんなことした?」と説教が始まるかもしれない。
写真を見ていて、その時の場面や状態を思い出す。カメラを通して反射された光が、一枚の紙に写されそれを見て自分や物を振り返る事が出来る。
料理ではどうか?
なかなか難しいが、ひとつ考えてみた!
もしも、お皿の形をした鏡があるとする。その上に料理をのせる。食べる人は自分が食べている姿を見ながら食べるわけだ。人が食べている姿を見るのには慣れているけど、自分が口をあけてフォークで食べ物を口の中に放り込むのはめったに見たことない。きっとおもしろい印象を与えるはずだ!
反射から生まれるアイディアはとても興味がある。